寄値は前日比25円安。直後は売りに押されたものの、9時30分以降は4350円を下値とする上げ下げ。前引けは4350円。昼休場の12:20に第2四半期業績を発表。進捗を嫌気してか、後場寄り前から売り殺到。後場寄付は12:33:00。3万2500株が前場引値より140円ギャップダウンの4210円で約定。すると、みるみる買われて5分足の引値は4320円。再び売りに押されるも下値は4250円止まり。結局、後場寄りのギャップを埋める4355円で大引け。
15年8月からの下降トレンドが16年1月に終了した後、上値4500円処・下値3800円処の上げ下げを続けている銘柄。直近の高値は10/24の4500円。業績発表を受けた本日後場寄りの売りは4300円処のサポートをギャップダウンで粉砕。が、その下の4200円処のサポートに拾い買いが集結していたらしい。後場寄り後1ティックも下げずに、わずか2分で100円超の利益である。業績発表を受けて寄り前気配が著しく安い銘柄は、2段、3段下のサポート水準に買い指値を入れておくのも面白いのではないか。