5938  ＬＩＸＩＬグループ (2017.11.6)

寄値は前日比10円安。次第に水準を切り上げ前日高値を更新。後場寄りから一段高。12:38に高値を再更新。その後3175円まで値を下げていた13:00:00、中間期業績発表の瞬間から売りが大炸裂。50秒で100円下落。13:02:16に3000円処で売り買いの攻防となるも、売り優勢は変わらず。13:03:08、2957円をつける。その途端に買い優勢に転換。40｣秒で3000円回復。以後は上値を切り上げる動きに。14時入ると3110円を挟む小幅な上げ下げとなり、引値は3120円。

15年11月からの厳しい下げは16年7月初に終息して上昇トレンドに再転換している銘柄。今年3/24高値からの調整を経て、6月後半から再びトレンドが上向いている。本日の業績発表後の売り猛攻が買い優勢に転換した安値2957円は、8月以降のフシ目水準のひとつ2960円処が意識された模様。業績発表直後の下げを待ち受けるならば、3か月程度は遡ってサポート水準を確認しておきたいところである。それにしても、発表直後からの取引量と値動きの凄まじさたるや。「5分足チャートでデイトレ」といった解説がいかに机上の空論かを端的に示している。