前日比2円高で寄り付いた後やや売てしばらく薄商い。10:29:09、突如計1万株が1193円を1133円まで叩き落とす。直後5秒で1194円に戻したところ、10:29:22、今度は計4500株の売り物で1131円に瞬落。ここで特別買い気配により一時取引停止。再開は3分後。300株が1170円で約定すると、もう売り物は出現せず。着々値を戻して1194円で前引け。後場も薄商いながら値を上げ、大引け10分前に寄値1200円を回復してザラ場引け。
15年10月以降、大きめの上げ下げを繰り返しながら基調としては上向きになっている銘柄。直近の動きは、8/21を起点として9/28まで上値を伸ばし、そこから10/30まで押し局面。目下、再上昇モードにある。本日の2度にわたる瞬落は8月中のレジスタンス水準1130円処がサポートになった格好。2度目の安値は奇しくも8/21の高値と同値である。わずか13秒間に60円値幅の上げ下げを繰り返す動きは1分足チャートにすら現れない。フシ目のサポート水準に指値を複数入れていたら、速攻ダブル利益に授かれたかもしれない。