前日比160円高で寄り付いた瞬間から売りが爆発。1600円割れしても売りは止まず、9:21:05、計3300株の売りで1586円が忽ち1557円。これで反転かと思われたが、1分後に計1000株の売りが現れ、再び1560円に瞬落。ここから買い優勢となって寄値手前の1657円まで戻したところが、10:21:09、計5600株の売り出現で、またも1560円に崩落。ここで特別気配により一時取引停止。取引再開後は売らても下値は1570円処まで。後場は1600円をはさむ取引に。大引け間際に買いが入り、引値は1635円。
16年7月から株価は上向き基調にあるものの、今年9/26に高値1749円をつけて以降は弱い動きを続けている銘柄。本日の大幅高寄りの背景は不明だが、「待ってました!」の売り物が殺到したであろうことは想像するに難くない。本日寄値1660円は高値の翌日9/27のギャップダウンが意識されたようである。本日前場の売り猛攻が三度つけた安値1560円処は、10月から11月にかけてのレジスタンス水準がサポートとなった格好。明日以降、本日売りそびれたホルダーがやってくるとすれば、その下の1530円処がサポートか。