3182  オイシックス大地 (2017.12.11)

前日比10円高で寄り付いた後は売り優勢。9:16を過ぎるとまばらな取引の中、前日引値前後で推移。すると10:09:30、突如大口売りが出現。計3000株で2391円が2323円に一挙落ち。コンマ数秒間、売り買いが錯綜して2343円に戻したところに、10:10:45、計1000株が2320円に再度落とす。これを機に売り物は消え、飛び飛びの約定値で数分間に2388円まで戻す。後場に2400円を回復。以後は2400円を割ることなく、2409円で大引け。

13年3月上場。5月に7280円をつけて急落。下降トレンドは14年5月まで続き、以後は大きく捉えれば横ばい状態にある。短期的なトレンドは今年10月から上向き。11/14の長い上ヒゲ陽線から調子があがっている。本日の安値2320円はその11/14の高値と同値。この水準は意識されているのか、11/22の安値もこれと同水準。他方、本日時点の20日移動平均も同水準。他方、11/14前後の動きは20日移動平均がサポートとなっているが、今回もそのパターンの可能性もある。本日のサポート示現で11/27からの頭打ち状態を脱出できるか。要注目。