前日比1円高で寄り付いた直後から売り攻勢。当初は344円で踏みとどまっていたが、9:05:02、計10万株の大玉売りが出現。厚そうに見える板を16枚を一挙にブチ抜く。最後に13500株が17枚目の板329円を突いた瞬間、売り買い乱戦状態に。5分後に340円まで戻した後は342円ー345円の取引。後場13:15にレンジを上抜けすると、345円をはさむ取引となり、348円で大引け。
17年7月からの下降トレンドが今年9/6の安値を以て終了した様相の銘柄。安値の後の約2か月間は8/1ー8/2の大ギャップダウンがレジスタンスになっていたが、12/11の陽線で上抜けしている。が、翌12/12の高値および本日寄値349円は、大ギャップダウン前のレジスタンス水準で、売り圧力増が予想される位置。本日の10万株の大玉売りもそれが背景ではないか。その最終弾がつけた安値329円は10/10以降に3回上値となっている。これが上抜け後のサポートとして意識されたようである。