前日比13円安で寄り付いた直後から売りが連続。1155円処で止まったかに見えたところ、計500株の売りが1150円まで下げた8秒後の9:27:25、計600株の約定わずか2件で1117円に瞬落。すると、離れた売り板を買う動きが現れ、約定4件で1155円に回復。9:54:57に計300株が1152円を1179円まで買い上げた後は1170円をはさむ取引に。その状態が大引けまで延々続き、引値は1173円。
12年11月以降、もみ合いをはさみながら上昇トレンドを続けている銘柄。16年10月から17年6月までの悩ましい上げ下げを経て、9月から上昇に勢いが出ている。最高値は12/20の1249円。その後三角保合い状態となっていたが、本日の寄りからの売り物で保合い下抜け。このネガティブな動きを、12/11から3日続いた小保合い上値がサポートになって止めた格好。本日の売り物が年始休場に備えたポジション縮小の意図だとすると、年内にまだ売り物が出てくる可能性がある。その場合、下値は1090円処のサポートか。