前日比5円高の4435円で寄り付いた直後から売り優勢。秒を追うごとに売りに拍車がかかり、9:06:20には計76件におよぶ怒濤の売り爆撃で4160円に下落。秒が変わって計9200株が4125円をつける。さらに6秒後にも売り叩きが現れたところで特別気配で取引一時停止。約10分後の再開は4410円で23200株。一旦4340円まで押された後、寄値まで値を戻す。後場は4400円前後での取引となり、引値は4400円。
大きい上げ下げを繰り返しつつも09年から長期上昇トレンドを続けている銘柄。今年5/30の高値4095円の後、9月末まで弱い動きとなっていたが、10月後半に復調。11/20に最高値をつけた翌日から下落モードとなったものの、12/6から再上昇して高値を再更新している。本日の怒濤の売り物の背景は不明だが、つけた安値は11/20から3日間の高値水準。ちなみに、12/15にも同値をつけている。前回高値の”レジスタンス転じてサポート”を意識して拾いに出る参会者がいる可能性濃厚である。