7314  小田原機器 (2018.1.9)

寄値は前日比30円高の879円でギャップアップ。900円までで頭打ちに見えたところが、9:50:42に上抜けしたのを機に買い猛攻開始。5分足引値は997円。5秒後にはＳ高。押されてはＳ高を繰り返し、10:02:32には張り付き状態に。が、11:05過ぎから徐々に売り物が出はじめ、11:13:06に100株がＳ高をつかんだのを最後に売りが優勢化。後場、ギャップダウンで寄り付いた後も売り優勢は変わらず、Ｓ高から89円安い910円で大引け。

もともと取引が少なく、16年7月から1年間は目立った値動きもなかった銘柄。9/14の長い上ヒゲ陽線から様相が変わり、長い上ヒゲで上値を突く動きが時に出現している。11/27、場中猛然と買われて高値を更新するも上場来高値がレジスタンスとなって長い上ヒゲ。12/27に再トライしたものの高値に届かず。その5営業日後となる本日、ついに上場来のレジスタンスを突破。またも長い上ヒゲで終わったが、上場来高値更新を果たした買いの勢いは注目に値する。上昇ポテンシャルを感じさせる長い上ヒゲ陽線である。