前日引値と同地で寄り付いた後は買い優勢。前日の高値を悠々と抜いていたたところが、9:44:42、突如1万7400株の大玉売りが出現。34件連続約定で100円瞬落。最後に6万7000株が2068円をつけると、間髪入れずに買いが入って値が高下。6秒後に2130円所に落ち着いた後は買い優勢が鮮明に。10時以降は上値2170円・下値2155円のレンジでの取引が終盤まで続いたまま、2166円で大引け。
13年初からの上昇トレンドは12月にベア転換。16年10月から再び上昇トレンドに転換している銘柄。17年8月1日の大ギャップアップ以降、リーマン・ショック前のレジスタンスに挑む動きとなっている。直近の高値は1/9の2196円。本日の大玉売りは、これが07年10月高値のレジスタンスと同水準だったことが一因か。その最終弾6万7000株がつけた安値は、11/22から12/6までの弱い動きになる直前に上値を抑えていたレジスタンスと同水準。この水準を拾い処として意識していた参加者が間違いなくいるようである。