寄値は前日比21円安の1550円。2件目の約定から売られる一方となり、30分後には1500円割れ。1480円処で落ち着くかに見えた9:40:11、100株がいきなり1451円を叩いたところから連続売り開始。約定10件目に1000株が1391円をつける。その26秒後、300株が1421円で約定すると今度は買いが連続。いったん売り物に押されるも切り返し、寄値と同値で前引け。後場の取引はわずか6件。寄値近辺の取引だったが、最後に100株が1521円を叩いてザラ場引け。
12年から長期上昇トレンドの中にあるが、17年8月に最高値をつけて以降は上値・下値を切り下げている銘柄。本日寄り後の売り物は、前日引け後発表の業績と半年もダラダラ続いている軟調な上げ下げに対する見切りか。その売り物がつけた安値1400円処は16年半ばから17年初めにかけてのフシ目水準。そこで買いが集まったところを見ると、安ければ拾いたい需要はありそう。本日の長い下ヒゲで半年におよぶダラダラ相場のアクも薄まったのではないか。