寄り付きは9:03、前日比17円安の839円。以後、前場は840円をはさむ冴えない動き。後場も初盤は同様だったが、13:30辺りから買いが集まりはじめ、13:55を過ぎると大玉買いも交えて大上伸。瞬く間に上場来高値921円を突破。14:00:26に948円をつける。と、その瞬間から売りが優勢化。買いが切り返すも高値には及ばず、徐々に上値を切り下げる。14:13:04には900円割れすると売りが加速。最後は水面下に沈み、引値は前日比13円安の844円。
14年8月から強い動きを見せたものの、15年1月に最高値をつけて崩落。16年11月に再浮上を試みるも早々に力尽き、その後は冴えない動きを続けていた銘柄。今年1/11引け後発表の第1四半期業績が好感されて大GUしてから取引が活況に。さらに2/15、小田急との資本・業務提携を発表。目下これが材料視されている模様。本日後場の大上伸は、長い上ヒゲで終わったとはいえ、上場来高値をブレイクしている点が大いに注目される。また、1/12のGU以降、上値も着実に切り上がっている。ここから下押し局面を狙ってみるのも面白いのではないか。