前日比17円安の896円の寄り直後から売り優勢。が、9:13:59に計1700株が前日比60円の853円をつけた16秒後、計4000株の連続買いが出現。一気に870円まで戻す。以後、度々売り物に押されるも買いが入って下値を切り上げる。後場13:39:36から積極買いが登場し、前日比プラス圏に浮上。917円をつけたところで売りに押され、水面下に沈んだものの下値は限定的。結局、前日比10円安の903円で大引け。
16年11月から17年4月にかけて株価が半値以下になる厳しい下落に見舞われ、以後、安値は割らないながら浮上できずにいた銘柄。今年2/5発表の上方修正を受けての大陽線から動きが活発化。目下16年12月来の水準に達している。本日の安値853円は上方修正発表の翌々日2/7高値の1ティック上。この850円処は中期的なフシ目水準でもある。市場の地合いが終日悪かった中、寄り後15分と経たずにこのサポート水準手前で切り返したところを見ると、この銘柄に対する買い意欲はまだまだ健在のようである。