4576  デウエスタンセラピテ (2018.3.16)

寄値は前日比4円安の711円。3分後から売りの猛攻で9:05:39には700円割れ。681円で一旦切り返すも9:17:25の計10300株の連続売りで680円割れ。9:19:06、計5000株の売りで672円。間髪入れずに673円で500株が約定すると、再び100株が672円。すると今度は連続買いが現われ、次の5分足で690円台を回復。買いは徐々に勢いづき、売りに押されながらも上値を切り上げる展開に。後場に前日高値と同値まで値を上げたものの、以後は売りに押され、前日比2円安の713円で大引け。

14年8月からの下降トレンドは16年2月の安値で止ったが、未だに上値を切り上げられずいる銘柄。今年に入って、上値切り上げに再トライしている。その動きは2/5の高値675円で失速したが、2/15から再上昇の様相に。3/14には2/5の高値をブレイク。本日安値をつけた直後からの買いは、この水準が意識されたのではないか。奇しくも、本日引け辞典の５日移動平均値も675円。今期見通しも赤字の銘柄だが、ここ数日の強い動きは黒転期待の現われか。ちなみに、トレンド反転の第1目標は17年2月高値857円である。