寄値は前日比1円安の1030円。閑散な中、売り優勢。9:56から売りが連続し956円まで下げる。すると売りが沈静化。10:40に1000円を回復すると今度は買いが勢いづき、7分後に1100円超え。積極買いはさらに続き、10:49:25に1175円をつける。直後の売りで1140円まで押すも再び買い攻勢。が、1170円で力尽き、以後は売りの猛攻。1020円に下げたところで切り返し、後場寄り直後に意欲的な買いが入ったものの1100円乗せが限界。その後は下げ基調となり、1013円で大引け。
大きく捉えると12年11月から上昇トレンドだが、17年10月の高値以降は広いレンジの三角保合い状態にある銘柄。今年大発会に強い動きが出かけたが、1/5高値で早くも失速し、以後は上げ下げしながら2/6まで下げ基調。足元は、2/6安値からの再浮上にトライ中。その第1の関門1100円処のレジスタンスは、本日前場の積極買いで撃破。その上にある1月の上げ下げの中でフシ目となっていたレジスタンス水準に上値を阻まれた格好である。次に積極買いが現われたときには1200円超えがターゲットか。それを機に現状の三角保合いを上抜けする可能性もある。