寄値は前日比14円高の1920円。直後から次々現われる売り物をなぎ倒して上伸。15分後には2000円乗せ。なお勢いは止らず、9:16:33、計800株が2014円を2040円まで持ち上げる。その4秒後から売り噴出。2000円割れすると再び買い攻勢となるも2033円で力尽きる。その後しばらく上げ下げを繰り返したが、もはや2000円乗せは無理と観念。後場は勢いのない動きで1930円まで下落。引け直前にやや変われて1945円で大引け。
16年から上昇トレンドを続けている銘柄。17年4月から12月まで広いレンジの保合い状態となっていたが、今年に入って上抜け。2月の急落局面も早々に切り返し高値を更新。が、3/16引け後発表の増資が嫌気されて大ギャップダウンの大陰線。本日の高値は、この大ギャップを埋める前段階のレジスタンス、3/5安値が意識された模様。本日はそこで力尽きたが、この長い上ヒゲは、大ギャップを埋めてもとの上昇軌道に戻る展開を暗示する”狼煙”かもしれない。