前日比24円高の929円の寄り直後から強含み。動意が本格化したのは10:37:18。計1万株の買いが売り板ぶち抜き、970円が瞬時に1000円まで急伸。ここから猪突猛進買い開始。10:42:56にS高の1055円。以後約25分間「押されてはS高」を繰り返す。が、11:08:47の計200株を最後に売りが優勢化。後場13時から再上昇を狙うも1000円乗せが限度。14:10以降は4桁に戻すことなく値を下げ、970円で大引け。
昨年7月から今年1/26まで快調なトレンドにあった銘柄。2月の市場崩落の後、3/26の二番底から上向き基調となっていたものの、決算発表が嫌気されて4/26に爆落ち。以後は出直し的な動きとなっていた。本日前場の猛進は原因不明ながら、1000円処のレジスタンスを突破して一気にS高到達した勢いは注目に値する。ただ、このS高水準は1月のサポート水準であり、また市場崩落前日2/1高値と同値。結局そこで売りに押され、上ヒゲに終わったが、これで2月以降のしこりは相当解消されたのではないか。これを機に値動きが軽くなることを期待したい。