7850  総合商研 (2018.6.14)

9:06:00に前日比44円安の936円で寄り付いた端から売り物が連続。9:08:55には873円まで下落。その直後に100株が879円を買った10秒後の9:09:09、2000株が871円を激打。間髪入れずに100株が858円を叩く。と、ここで攻守一転。約１分後、約定６件で900円回復。以後はまとまった売り物は現われず。9:34:15に寄値近辺まで戻した後は925円-940円レンジの散発取引となり、レンジ下値の927円で大引け。

12年から上昇トレンドを維持している銘柄。15年6月高値978円以降、高値更新できなかったが、今年6/4にこれをブレイクしている。この高値ブレイク前、約２ヶ月間保合い状態にあり、これが厚い防御壁になると思われたものの、本日の売り物はこのゾーンを貫通。その前の３/20から４/2にかけて形成した保合い上値にサポートされた格好である。ちなみにこの銘柄は７月権利の優待銘柄。安値をつけた後の積極買い上げは、これも背景のひとつではないか。