前日比24円安の2028円で寄り付いた37秒後、夥しい量の小口売りが出現。津波の如く買い板を粉砕しまくり、わずか2秒で371円爆落。最後に100株が1650円で約定した2秒後の9:00:40、1万2300株が1610円をつける。直後、計200株が約定したところで特別気配。取引再開は18分後、2万3600株が1970円で約定。2035円まで上げたところで一旦売り物に押されるも、即2000円に戻し、以後は大引けまで着々と上値を切り上げる展開。引値は寄値より4円高い2032円。
日経平均に対する寄与度が比較的高く、指数の帳尻合わせに利用されやすい玄人筋的225銘柄。長期的なトレンドは確認されない。足元は、昨年11月から下げ基調。3/9に最安値1466円をつけた後、1600円処を上値とする上げ下げを経て、上昇基調が鮮明化している。本日の夥しい超絶連続売りは、誤発注が元の順張りアルゴの連鎖発動か。実態は不明だが、その売り物による爆落が、1600円処の”レジスタンス転じてサポート”で止っている点は実に興味深い。