前日比13円安の1557円で寄り付いた後は閑散。10:15過ぎから売り物が現われはじめ、10:38:12に1520円まで下落。この水準で落ち着くかに見えたところが、10:54:28、計800株の見境なし的連続売りで瞬時に1463円。すると、小口買い6件が売り板を取り、2分で1500円回復。以後は売り圧力が漸減し、再び閑散の様相に。後場は時折買い物が入ってフワフワ値を上げ、前日引値水準まで戻して大引け。
かつては地味な値動きだったが、16年11月を境に豹変した銘柄。17年2月まで大上伸した後、半年超にわたる大調整。17年10月から再上昇モードになってものの、今年に入ると1400円-1450円で上値を抑え付けられていた。この上値を7/13にブレイク。8/2には前日引け後発表の業績が好感されて大ギャップアップ。8/7以降の調整的な下げはこのギャップがサポートになっていた。が、本日の見境ない連続売りは、このサポートを貫通。7/13の陽線が下値を支えた格好である。市場全体の動向にもよるが、本日の長い下ヒゲで「調整完了」ではないか。