前日比7円高の1499円で寄り付いた後は、前日引値近辺での取引がポツポツ。ところが10:58:49、突如の大量売り襲来。計6800株が1493円から48ディックをドミノ倒し売り。最後に600株が1445円で約定した瞬間、拾い買いが入ったらしく約定3件で値が高下。3秒後に100株が1473円で約定すると、もう売り物は現われず。以後は再び閑散となる中ポツポツ値を戻し、前日比2円高の1494円で大引け。
12年から上昇トレンドを続けていたが、15年7/31に株主優待廃止を発表して爆落。以後、長らく下降トレンドにあった銘柄。それが今年3/19、優待制度再開を発表して爆上げ。これを機に、上昇基調に転換している。直近高値は8/8の1570円。そこから調整気味になっていたところに本日の大量売り。その下落を5月から6月半ばにかけてのレジスタンス水準が”転じてサポート”になって止めた格好だが、これは優待再開発表の縛上げ時の高値水準でもある。この銘柄を手掛ける参加者の脳裏に焼きついている株価ではないか。