前日比160円安の9890円で寄り付いた12秒後から売りが連続。5分で9500円割れ。9100円で反転の兆しが見えたところが、9:31から売り直しの猛攻で下抜け。9000円割れでも売りは続き、9:47:07に前日比1170円安の8880円まで下げる。と、そのコンマ数秒後、100株が8960円で約定すると様相一変。以後は売り物が激減し着々と値を戻す展開に。大引け5分前からの8約定で寄値超え。引値は前日比150円安の9900円。
時に大きく振れながらも09年3月からの上昇トレンドを崩していない銘柄。15年6月以降上値の伸びが止っていたが、昨年12月の強い上げでブレイク。さらに1月後半からの上げ下げ状態を9/12からの上昇で脱出し、1万円乗せを果たしている。ここ数日の上げ方からすれば、利確が出てくるのも頷けるところ。とはいえ、売り一巡後の戻し方を見ると、買い意欲はなおも健在のようである。本日は7/19の高値がサポートと化した格好だが、改めて利確売りがやってきた場合、次は8600円-8750円のゾーンがサポートか。