3924  ランドコンピュータ (2018.9.28)

前日引け後発表の優待制度変更が好感され、寄値は前日比60円高の1165円。1200円を超えても買い意欲は衰えず、9:13:48に1270円超え。ここで連続売りが入って一挙に1240円台まで落ちたところが、その３秒後、計1000株の連続買いで忽ち1279円。が、次の約定で1254円がつくと売りが優勢化。再浮上の動きが出ても上値は切り下がり、11時以降は力なくダラダラ下げる展開に。結局、寄値水準まで売られ、引値は1166円。

16年３月から大上昇を演じたものの半年で力尽き、以後は、上値は切り下がり、しかし下値は維持されているという巨大三角保合い状態にある銘柄。8/16の安値以降は、保合いの下値水準で冴えない横ばいの動きを続けていた。本日のGUで、この横ばいの上値をブレイク。さらに、その前に形成していたレクタングルの上値も抜けている。その上のレジスタンスは6/25安値と7/2高値の1270円処。本日の買い上げ最終弾はこれをわずかに破っている。結局は”往って来い”の長い上ヒゲだったが、これを機に７月以降の冴えない動きにも変化が出るかもしれない。