前日比1円安の986円で寄り付いた後は取引少なく、9時台は約定5件。次の約定は10:12:03。突如現われた計6500株の売り物が914円まで叩き下げる。3分後に計500株が約定すると、以後は売り物が消失。6件の約定で950円に値を戻して前引け。後場もパラパラと買いが入り、前日比9円安の978円で大引け。
17年初から振れは大きめながらも上昇トレンドを続けていたが、今年6/21をピークに大反落。1000円処で下げ止まったかに見えたものの、8/2の巨大陰線で下抜け。8/21に一段下の安値をつけ、足元は、この安値からの戻り基調にある。本日の売り物は、10/4に1000円処の”転じてレジスタンス”水準まで戻したことが背景にありそう。その計6500株の売り物がつけた安値は、巨大陰線の翌日8/3高値とほぼ同値。この水準の”転じてサポート”化は、足元の戻し基調がまだ継続するという示唆か。