前日比14円安の1416円で寄り付いた後、9時台の約定は6件。10時台は30分過ぎまで約定ゼロ。が、10:35:29、計2000株の連続売りが突然出現し、1400円台の株価は1364円に瞬落。さらに1件の売りを挟んで、計600株が買い板を突き抜け1333円。その後、売り物は現われず、約定2件で1359円に戻して前場ザラ場引け。後場、取引閑散の中、計2200株の売り物が出てきたが、即座に拾い買いが入って1400円回復。以後は約定4件でやや値を下げ、1388円で大引け。
17年1月から極めて強いトレンドが1年超続き、揚々と上場来高値を更新していた銘柄。そのトレンドが今年2月の市場崩落を境に一変して9月半ばまで下げっぱなし状態。10月に入り「やっと下げ止まって反転か?」の兆しが見えている。目下の動きがトレンドの本格転換なのかは定かではないが、9/18安値以降、陽線のほうが目立つようになっているのは確か。本日安値は、8月以降の”サポート転じてレジスタンス”水準だが、これがサポートになったとすれば、現行の基調が継続する可能性大と見てよいのではないか。