寄値は前日比12円高の1602円。前場はそこそこ堅調で1370円処まで上伸したものの1650円水準まで押し戻されて前引け。後場、寄り直後に前場の高値を超えた後、小保合いを経て13時から猛然買い出現。並みいる売り物を蹴散らし13分後にS高。ひと押し挟んで再びS高。が、貼り付けず。3度目ののS高を狙うも果たせず。徐々に売り圧力が増し1700円処まで下落。最後にやや買われて前日比148円高の1738円で大引け。
16年11月からの強いトレンドは今年2月の市場崩落に屈して反落。しばらく踏み止まっていた1600円水準も下抜け。7/5の安値以降は上値・下値を切り上げてはいるが、1800円のレジスタンスを抜けずにいた銘柄。本日後場の猛然買いはそのレジスタンスを粉砕して一挙にS高。が、このS高水準は、昨年終盤から今年1月にかけて高値圏にあった時期のサポートと至近距離。売り圧力も強かったに違いない。とはいえ、1800円処のレジスタンスを破った意義は大。本日の上ヒゲは7/5安値を起点とするトレンドが本格化するきっかけになるのではないか。