前日比7円安の930円の寄付き直後から売り優勢。戻しかけると売りに叩かれ900円割れ。なおも売りは続き、879円まで下げた10:06:41、計6400株の買い板ドミノ倒し売りで856円に瞬落。が、その2秒後に200株が871円で約定すると攻守逆転。918円まで戻したところで再度売りに押されるも下値は883円まで。後場途中から意欲的な買いも現れ、一時前日引値水準を回復。引値は前日比8円安の929円。
07年8月の高値から16年まで9年にわたる長期下降トレンドを続けていた銘柄。17年初からトレンド転換の兆しが現れ、今年1月をピークに弱い動きとなっていたものの、500円処のサポートは死守。10/25から強い反転基調となっている。この反転基調の途中、11/5の上ヒゲ陽線から保合いを形成し、これを11/21にブレイクしているが、本日安値はズバリ11/5の高値と同値。この先、再びまとまった売り物が出現した場合、この保合いが強いサポート機能を発揮するのではないか。