前日比28円高の2325円の寄り付き端から売り攻勢で早々にマイナス転換。その後も売り圧力は強く、下げ止まる様相見えず。2200円手前まで落ちた9:50:00、計7300株の売り物が連続。3秒弱で忽ち前日比171円安の2126円。直後に買いが入るも売りも執拗。が、辛うじて安値割れは回避して前引け。後場は一転して寄りから買い優勢。13時過ぎにプラス圏浮上。前日引値を挟む上げ下げを経た後、大引け15分前から買われ、寄値水準を回復。引値は前日比32円高の2329円。
今年7/5に上場。その2日後の高値から下げ基調となっていた銘柄。9月に下げ止まりの様相が見えたものの、10/26からの下げで安値を更新。10/30寄りまで下げたところで基調転換の兆しが現れている。この上場来の動きの中でフシ目となっているのが2090円から2140円のゾーン。本日安値をつけた後の様子からすると、2150円割れが拾い処として意識されているのかもしれない。新興市場の地合いが悪かった本日、この長い下ヒゲは好印象。足元の基調維持の見込みがありそうである。