前日比2円安の1835円で寄り付いた1分4秒後から叩き売り開始。1秒で1750円まで一挙に下げ、次の1秒で1671円。連続して計400株の売りで1前日比177円安の1660円。すると間髪入れずに拾い買いが出現し、コンマ数秒で1697円に瞬昇。30秒足らずで1780円水準まで戻す。以後は売り物が出ても威力なく、9時台後半には取引激減。ゆるゆる値を戻しては下押しする動きが続き、前日比38円安の1779円で大引け。
17年8月半ばからの強い上昇トレンドが18年8月に反転し、11月前半まで下げ基調を続けていた銘柄。11/13の安値から反発の兆しが現われ、市場全体が混乱した12月も最安値更新は回避。今年の大発会から重要レジスタンスを複数ブレイクしている。本日安値1660円は、そのレジスタンスの中でも最重要級の12/4高値の1ティック上。1660円がついた瞬間に反転しているのは偶然ではないだろう。”レジスタンス転じてサポート”が現実に起こるのは、そうした拾い買いをする参加者がいるからこそ、ある。