前日比14r円高の1505円で寄り付いた後、下げては戻す動きが続いたが、9:53:30にマイナス転換すると売りが加速し5分足らずで1460円。さらに9:59:30、計3100株の追い討ち売りで1401円に瞬落。その10秒後から買いと売りが交錯。戻しては下げる動きが続く中で上値・下値は切り上がり、後場途中から上げ基調に。大引け15分前にプラス圏浮上。本日高値1550円をつけた後に値を落とし、引値は前日比29円高の1520円。
15年6月にすっ高値をつけて以降、上値2500円処・下値1000円台前半の範囲内で上げ下げを繰り返している銘柄。今年10/15のGDに端を発した下げ基調でレンジ下値1035円まで下落。以後は順調に値を戻している。本日の売り買い交錯は、おそらく昨日引け後発表の今11月期の業績見通しが背景。発表の中身は良くはなかったものの、1400円処のフシ目水準で下げ止まっているのは、借株の踏み上げ筋による買戻しも大きいのではないか。業績発表直後の売買に参酌したい例である。