寄値は前日比7円高の895円。直後は買い優勢。919円まで上値を伸ばしたところで一旦押されて再上昇。が、上値伸ばせず再び押され、900円割れすると雲行きが悪化。前日引値まで下げた10:53::44、怒涛の連続売りが始まり、わずか3秒で800円に急落。ここで特別気配。3分後に4800株が820円で約定すると、再び特別気配。3分後の取引再開後、売りに押されたものの下値は805円止まり。そこから反転して前日引値水準に戻す。以後は押されては買われ、引値は前日比15円安の873円。
13年4月からの強い上昇トレンドは15年1月をピークに反転。以後3年超冴えない動きを続けていたが、18年6月を境に復活。10月以降は上値を切り下げていたものの、今年1月からの上昇で、ついに昨日上値をブレイクしている。本日の怒涛の売り物は、前日引値水準まで下げたところで発動した順張り売りプログラムか。その売り物が最後につけた安値800円処は11月以降の非常にわかりやすいレジスタンス水準である。また、中期レベルでも800円はフシ目となっている点は興味深い。