6245  ヒラノテクシード (2019.4.4)

前日比29円高の1850円で寄り付いた後に一押し入れて猛然買い開始。売り物を蹴散らし、10時前に1950円超え。10:12:52に1980円がついた瞬間に出てきた売り物も即こなして再び1980円。そこから約20分売られたところで買い再燃。10:40:54から１秒間に計2600株が1980円をつける。が、上値は伸びず。徐々に売り圧力が増加。前引けから後場寄りにかけての再トライも1970円止まり。以後は値を切り下げる動きと化し、前日比71円高の1892円で大引け。

16年６月からの上昇トレンドは18年１月をピークに反転。6月までは高値トライする場面もあったが、徐々に弱含み、8月以降は下降トレンドが鮮明化した銘柄。12/25の安値から基調は上向いたものの、1900円手前のレジスタンスを抜けずにいた。本日前場の猛然買いでそのレジスタンスを完全突破。その上の2000円前後にある、いかにも強固そうなレジスタンスに屈した格好である。後場に押し戻されたとはいえ、この重要水準に到達したことは注目に値する。本日の上ヒゲは本格トレンド転換の芽かもしれない。