前日引値同値の873円で寄り付いた後は取引閑散の中、やや売り優勢。853円まで下げると買いが入って863円。その7分後の9:56:38、突如計5700株が雪崩売り。17枚の買い板を突き抜け、18枚目の837円で1900株が約定。すると間髪入れずに買いが入り、コンマ数秒で875円。以後2分半の間に15件が寄値前後で約定すると再び閑散化。後場も寄値前後での閑散取引。そのまま寄値と同値の873円で大引け。
17年10月から長らく下降トレンドを続けていた銘柄。昨年12/25に最安値をつけた直後のリバウンドは強かったが、1/8の高値から押した後の再上昇はテンポが遅く、上値を伸ばせないまま3月初に反落。3/11から出直しモードとなっている。昨日時点でのサポートとしては3/9のGD高値が第1候補だが、本日安値はそれより3ティック下。4/4の安値も同値である。目下のところ、1月半ばの押し局面での”レジスタンス転じてサポート”がより強く意識されているのではないか。