6744  能美防災 (2019.6.21)

寄値は前日比5円高の2260円。２件の約定でやや値を落としたところに、9:11:34、計17200株が大爆撃。32枚の板をぶち抜いて2236円が2136円に瞬落。そのコンマ数秒後の次の約定は50円高い2186円。わずか12秒間の7約定で瞬落前の水準を回復。以後は取引激減。10時か過ぎから買いが入りプラス圏浮上。後場はほぼ一直線の上げとなり、前日比57円高の2312円でほぼ高値引け。

18年5月まで上場来高値更新を続けていた銘柄。6月からの下げは12/25安値を以って終了。3月は弱い動きとなったものの、下値は崩さず、4月から堅調なトレンドを続けている。6/14から上値が伸び悩んでいたが、これが本日大玉売りが出た一因か。そのつけた安値は、5/21寄値、および6/11・6/12の安値と同水準。17年12月からフシ目となってきた水準でもあり、サポートとして意識された可能性がある。奇しくもそれが本日引け時点での20日移動平均水準とほぼ同値である点が興味深い。