前日比29円安の2150円で寄り付いた直後から売り叩き状態となり、1分で2100円割れ。2060円処で下げ止まりの様相となったが、10時過ぎに下抜け。ここで売り物が止んだかに見えたところが、10:28:38、計2100株の連続売りで2026円まで一気落ち。その30秒後、100株が2045円で約定すると基調が変わり、買い優勢モードに。後場途中からの買いで一時寄値水準を回復。最後はやや押され、前日比48円安の2131円で大引け。
17年8月から振れは大きいながらも上昇トレンドを維持している銘柄。18年の下げ局面は11月に止まり、その後3月初まで上値を伸ばしていたが、3/7のGDを境に動きが軟化。足元は5/16の安値からの復調過程にある。昨日、前日引け後発表の業績が好感されて大幅高寄り。年初来高値を更新したものの、場中売られて陰線。本日も、高値圏で売り抜けようとする動きが続いていたに違いない。そこでつけた安値は、3/7GDの寄値(=高値)と同水準。これが7/16から7/22までのレジスタンスとなっていたが、それを抜けたことでサポートに転じた格好である。