寄値は前日比22円高の1626円。取引はまばらながら、後場寄り30分後まで上値を切り上げていた。が、13:37:41、突然計7600株の売り物が出現し、82円瞬落して1560円。すると、間髪入れずに買いが入り1秒経たずに1637円。その1秒後に1000株が1591円を叩くと、また間髪入れずに買いが入り、7秒後には1650円。以後はまばらな取引に戻り、1630円で大引け。
昨年12月の大下げの後、年初から5月半ばまでもみ合いながらも戻し基調となっていたが、1600円目前で大反落。以後は冴えない推移を続けていた銘柄。その動きが9月後半から変化し、9/27に前日引け後の業績発表を受けて大上伸。この日は長い上ヒゲに終わり、弱い動きになりかけたが、保合いで堪えて再び上向きかけている。本日安値1560円は、9/27の長い上ヒゲの後のフシ目水準。間髪入れずに入った買いは「1560円がついたら成り買い」の条件注文発動だったのではないか。