6668  アドテックプラズマ (2019.10.23)

寄値は前日比30円安の1047円。直後から売られては戻す動きを繰り返しながらも記帳は上向き。10時にプラス転換すると買いが加速。売りを蹴散らし10:33:53に1200円。ここで売り買い拮抗して動きが止まった３秒後、500株が1202円、間髪入れずに1203円をつける。以後30秒、売り買い交錯する中で複数回1203円をつけたが、これより上に行けず。後場途中から売り圧力が増し、マイナス圏落ち。結局、寄値水準まで逆戻りして大引け。

１月からの下降トレンドが今年４月から反転したかに見えたものの、腰折れして6/3に最安値をつけた銘柄。その後は、上げては戻す動きを繰り返しでいたが、その様相が10/15のGUを境に明らかに変化。昨日Ｓ高で４月の高値超え。この上昇を知って売り物が相当集まってきたに違いない。それを跳ね除けてつけた高値は、４月高値の上にある「サポート転じてレジスタンス」水準。1月からの下降トレンド継続を決定づけた位置である。本日は屈したとはいえ、ここまで買い上げる意欲には注目してよいのではないか。