寄値は前日引値同値の822円。直後から小口の買いが連続し、9秒後に840円。以後20分間、840円の小口約定が続く。9:37:41に841円が約定すると、再び小口の買いが連続。みるみる値を上げ、2分30秒後には900円。が、後続買いは現れず、22秒後から小口売りが続き、10時以降は取引も閑散化。後場はより一層取引が細り、前日比23円高の845円で大引け。
12/25の安値651円以降、反発の動きが出ても上値は伸ばせず、その都度700円前後まで押し戻されていた銘柄。そのパターンが10月後半から変化し、昨日7月高値をブレイク。本日さらに上値を切り上げている。上ヒゲで終わってはいるが、900円のレジスタンスまで到達している点は注目に値する。ちなみに、動きが出はじめた10/28以降の5分足チャートを見ると、前場・後場寄り直後にまとまった買いが入っている。本日9:37からの買いは別人かもしれないが、買いを集める何らかの要素を持っているかにも見える。