寄値は前日比1円高の2650円。以後、前場は取引わずか10件。が、11:30に材料が出て一転。後場は2698円で寄り付いた側から買い猛攻。2800円手前で一旦押し戻されるも、100円弱の押しで切り返し2800円超え。その直後から売り買い交錯となる中、12:46:21、100株が2827円を飛びつき買いしたところで攻守逆転。1分少々で100円下落。以後は買いが入っても上値は限定的。13時を過ぎると取引も激減。前日比52円高の2701円で大引け。
15年11月からの強いトレンドが17年12月に終了し、以後、今年6月まで下値を切り下げていた銘柄。6/4の最安値以降も上値は伸びず、8/27に最安値近くまで下げている。9月に入ると反転の兆しが見えたものの、9/27に大GD。辛うじて2600円処のサポートで下げ止まった後は、大GDが分厚い壁となって上値を押さえつけていた。その分厚い壁を本日一挙粉砕。GD前の高値水準がレジスタンスとなって押し戻されたとはいえ、この大伸力は注目できる。これを機に、長らく続いた底練り的な動きにも変化が現われるのではないか。