寄値は前日比3円高の1180円。当初は取引閑散だったが、次第に売り物が現れ、1160円まで下落。そこに9:52:10と9:52:41の連続売りで1140円。さらに9:53:37、計8500株の雪崩売りで1084円。直後200株が1080円をつけると、コンマ数秒後に100株が1100円で約定。これを境に攻守一転。30秒で1130円、3分後には1160円に戻す。以後は取引閑散の中での上げ下げとなり、前日比17円安の1160円で大引け。
18年3月から12月まで強い下げ基調となっていた銘柄。この下落の中で、5月、8月、11月に週足ベースで目立つGDを形成している。12/26の安値からの反転では、まず11月のGDがレジスタンスとなっていたが、これを今年11月に入ってからの上げで撃破。さらに11/13のGUで昨年8月の大GDを完全粉砕。そこから1200円処のレジスタンスまで上値を伸ばしている。本日の安値は11/13GU翌日の押しの安値水準だが、これは昨年8月の大GDの下端水準でもある。いかにも強固なレジスタンスがサポートに転じた典型パターンである。