前日S高の反動で寄値は60円安の1039円。直後から、戻せば売りに押される弱い展開だったところが、9:54:44に計9800株の連続買いが現れると様相一転。猛然と買われ3分後にプラス転換。さらに買いは続いたが、9:58:23、計2000株の買いで1148円がついたところで、攻守逆転。5分少々で1100円割れすると、ほぼ売り一辺倒状態に。後場13時過ぎに前場安値水準まで下げた後は横ばいの動きとなり、前日比47円安の1052円で大引け。
18年6月高値から12/25の安値まで株価が半値以下に落ちていた銘柄。年初から、時に大きく押されながらも上昇基調を維持している。9/26の業績発表後のGD以後は冴えない小幅な動きとなっていたが、12/23引け後発表の材料で豹変。本日前場途中からの上げで、昨年11月の高値水準を一気に抜き、その上のレジスタンス水準まで到達している。上ヒゲで終わったとはいえ、ここまでの買い上げ力は要注目。加えて、寄り直後の下げが9/12高値手前で止まっている点も注目に値する。買い意欲は意外に強いのではないか。