寄値はS高目前397円高の2095円。即座に売りが連続し1円も上げず。2001円に落ちたところで買いが入るも売り圧倒。10:10:07に1905円、2秒後にも同値がつくと計1000株の買いで1914まで戻したが、10:11:04に計1500株が再び1905円まで叩き落す。すると売りが後退。その1分30秒後からまとまった買いが入って基調一転。2050円まで戻したところで横ばい化したが、終盤改めて買われS高。引け値はS高より1円安い2097円。
12年からの長期上昇トレンドが18年4月に終了し、19年8月まで下降トレンドにあった銘柄。そこから基調は上向いたものの、売り圧力が強くテンポは緩慢。12/20高値2102円以降は再び下げ基調と化していた。本日は、前日発表の業績が大好感されて寄り付いところを「待ってました」とばかりに売られたようである。同様のパターンで大陰線で終わる例は多いが、この銘柄は早々に切り返し、S高水準で引けている。12月のサポート水準であり、大発会のGD直後のレジスタンスでもある1905円に買い手の意識がかなり集中していたのではないか。