9:06:00に前日比19円高の397円で寄り付いた直後は売り買い拮抗。3分後から買いが勢いづき、9:15から上げが急加速。9:17:28、計1100の買いで446円をつけたところで一旦売りに押されるも、1分経たずに再び買いが積極化。が、445円で押し戻されること複数回。次第に売りが攻勢化し、9:20以降は戻しても上値は限定的に。前場中は400円処で持ち堪えていたが、後場に下抜けして寄値割れ。終盤は取引も枯れ、前日比13円高の391円で大引け。
17年半ばからの強い上げ基調が18年1月に大転換。12月までの下落でその上げ幅がほぼ全消滅した銘柄。19年中は500円をはさむ横ばい状態を続けていたが、今年2/28に下抜け。3/13にようやく下げ止まり、4月以降は勢いは鈍いながらも右肩上がりで推移している。本日前場の旺盛な買いがつけた高値は、横ばい状態の下抜け前日、2/27の安値と同値。19年を通じてのサポート水準でもあり、強く意識されていたレジスタンスだったのではないか。長らくサポートとなってきた水準の”転じてレジスタンス”の売り圧力は重々警戒したいところである。