寄値は前日比1円高の570円。直後からやや売り優勢も、取引は少なく560円で停滞。が、9:37:11、突如連続売りが出現し540円に瞬落。こまだ売り残しがあったのか、その約2分後、計1100株の連続売り登場して528円。すると7秒後、300株が537円で約定。以後、まとまった売り物は現れず。取引が再び減少する中、ボツボツと買いが入り、寄値手前の568円まで戻して大引け。
18年6月から下降トレンドとなっていた銘柄。18年12月で下げ止まったかに見えたものの、今年のコロナ・ショックで下抜け。3/13の安値で下げは止まったが、500円を超えられず、冴えない動きを続けていた。それが7/30引け後発に芳しくない第1四半期業績を発表すると目先下げ止まり感が現れ、8/11引け後に出た材料で翌12日はS高寄り付き。この日は寄り天だったが、8/19の623円まで上値を伸ばしている。本日安値528円は、8/12の寄り天の1円上。530円前後は中期レベルのフシ目のひとつでもあり、意識も集まりやすかったのではないか。