8945  サンネクスタグループ (2020.9.28)

寄値は前日比13円高の1034円。間髪居れずに100株が1025円で約定。その５秒後、計1500株の連続売りが出現し、965円まで瞬落。ここで特別気配が出て取引一時停止。再開は6分後。200株が1010円で約定した後は散発的に買いが入り、寄値水準回復。後場寄り付きに4万株超の大玉買いが入ったところを売られ、再びマイナス圏に落ちるも、早々に買い直されて元の水準に。最後は引け成り買い値が跳ね、1040円の高値引け。

コロナ暴落の下げは3/13で止まり、押しをはさみながらも6月半ばには年初の水準まで戻していた銘柄。7月に入ると強く下げ、一旦は1000円処で持ち堪えたものの、8月半ばに下抜け。900円まで下値を切り下げていた。それが9/18、突如大陽線で急上昇。その後は、戻り売りに押される展開となっている。本日寄り直後の売り物もその類だと思われるが、9/18の大陽線の3分の２戻しの水準で買いが入った模様。ちなみに、上げ基調にあった時期の押し目、5/24安値も同水準である。買いの潜在力はかなり強いのではないか。