前日比18円安の2992円で寄り付いた途端に売り噴出。2900円割れで下げ止まるかに見えたところが、5分後から売り再燃。5分少々で2800円目前に。しばらく2800円を叩く動きが続き、9:15:40、ついに100株が2800円割れを叩く。そこから戻しては再び2800円を叩く動きとなったが、ついに2800円は割り込まず。9時台後半にはまとまった売り物は退散。後場途中からゆるゆる買われる動きとなって、前日比65円安の2945円まで戻して大引け。
コロナショックの安値から10月初めまで上昇トレンドを続けていた銘柄。3000円を超えてからトレンドが変調し、12/3から下げ基調に。3/9引け後発表の業績が良好だったことから、3/10から強く買われ、3000円回復まで漕ぎ着けている。本日寄りからの売り噴出は、12/11の戻り高値に絡む”待ってました”か。その売り物が何度も叩いた安値2800円は、12月後半から1月にかけて上値を押さえていたレジスタンス。それが”転じてサポート”となった格好である。奇しくも本日時点の5日MAも同水準。これも下値支持に寄与した可能性がある。