前日比10円高の9420円で寄り付いた直後は買い優勢だったが、9500円を超えると一転して小口の売り物が連続。9220円で下げ止まったかに見えたところが、9:02:30にわずか200株で8920円に瞬落。2秒後、100株が9010円をつけると一転。5分少々で寄値水準を回復。以後、時にまとまった買い物が現れても継続せず。売り物が現れてもまた継続せず。次第に前日引値をはさむ上げ下げいn収束し、前日引値と同値の9410円で大引け。
20年5月から上昇トレンドを続けている銘柄。今年に入ってから軟調な動きを続けていたが、5/13の出来高急増を境に強いトレンドとなっている。昨日は寄り20分後に現れた突拍子もない買いで9950円という瞬間火柱の長い上ヒゲを形成。本日9500円超えからの売り物は、今度は逃げ遅れまい、ということか。最後に200株がつけた安値8920円は6/11の高値と同値だが、この水準は6/4以降のレジスタンス。と同時に、17年11月高値後のレジスタンスでもある。短期・中長期いずれの面でも、それが”転じてサポート”となった格好である。