前日比1円安の915円で寄り付いた直後から水面下での上げ下げが前場を通じて継続。後場は弱く始まり、13時から弱含みかけていたところに、14:40中間期業績発表。途端に買われて910円まで一気に回復したものの2秒で打ち止め。15秒後から売られ始め、871円まで落ちた14:41:45、計2万1500株の売り物が炸裂してコンマ数秒で844円。が、その売り物も2秒で終了。その後は買い優勢となり、前日比30円安の886円まで戻して大引け。
20年12月から上げ基調が徐々に鮮明化している銘柄。好業績発表を受けて9/21にGU大陽線を描いて以降、動きに躍動感が出ている。10/21に932円をつけてから足踏み状態だったが、本日場中の中間業績発表は売買の活性剤となったようだ。そこで2万株超の売り物がつけた安値は、9/21大陽線の3日後につけた高値の1ティック上。そのあと9/21のGUを埋めるまで押しているだけに、このレジスタンスは目につきやすかったのではないか。まさに”転じてサポート”になった格好である。