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「高寄りならショート(売り持ち)」「安寄りならロング(買い持ち)。で、大引け手仕舞いの
「寄り付き方に逆張り売買」<カンタン!>検証法

6.累積パフォーマンスはこうなった!

■日々の損益を足し込んでいくと損益の推移がわかりやすい■

全ての日々の損益を全部足せば、それがそのままこの期間中のトータル損益になります。

ここでは、期間中の損益が日々どう変化していったのかがわかりやすいように、1日1日の損益を足し込んでいくやり方を採用しましょう。

まず、H列の4月2日の行のセル(H3)には、日々損益の値「1.33」を手で入力しておきます。

その下のH4セル(H列の4月5日の行)は、H3のセルと、4月5日の日々損益「0.00」(G4)を足す式を入力します。

<計算式の入れ方>

  1. 4月5日の「累積損益」のセル(H4)に「=」を入力
  2. 最初に手で入力した4月2日の累積損益「1.33」のセル(H3)をクリック
  3. テンキーで「+」(足す)を入力
  4. 4月5日の日々損益「0.00」のセル(G4)をクリック
  5. Enter

<図6−1>日々損益を足し込んでその日までの累積損益を計算する

4月5日の始値は前日終値と同じ1923円だったので、シグナルは「0」。つまり、この日はポジションは取らないことになります。よって、この日までの累積損益は、前日と同じ1.33(%)です。

これをフィルダウンすれば、全ての日付時点までの累積損益が出てきます。

そして、一番最後の欄に出ているのが、この期間中のトータル損益です。

<図6−2>フィルダウンすれば各日付時点までの累積損益が出る

何と、10月21日時点の累積損益は「53.8%」。期間が半年少々であることからすると、かなりいい数字ではないですか!

■累積益の推移をグラフにしたらスゴイことに!!■

この「53.8%」という数字が、どんなプロセスを経て出てきたのか、累積損益をグラフにしてみましょう。

グラフの作り方は「その銘柄は順張り有効型? それとも逆張り有効型?」のところで紹介したやり方と同じです。

<図6−3>グラフ化すると直近のスゴイ推移がよくわかる

すごいグラフが出てきてしまいました。

6月後半までは、儲かったり損したり、それほどいい損益ではありませんでしたが、7月に入った辺りからパフォーマンスが伸び始め、9月半ばからはすごい右肩上がり、直近は絶壁のような伸びになっています。「ここんとこ、ほとんど損してないですね」という状態です。

この直近の好調さは「あまりにも出来すぎ」なのか。それとも…。

今後の動向がかなり気になるところです。

(以上) はじめに戻る。

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