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本日の「珍妙チャート」観測

 9856  ケーユーホールディング (2015.4.17)

寄値=721円 高値=722円 安値=686円 引値=711円

寄付から11本目の分足までは閑散な取引だったが、9時56分29秒、7000株という、この銘柄としては大量と言って差し支えない売り物が出現。株価は1秒間に30円下落。前日比37円安(▼5.1%)となる。その10秒後、この下落で買い気配と大きく乖離した売り気配を300株が取りに行ったと目される。株価はあっという間もなく20円戻し、12本目の分足は長い下ヒゲを描くことに。

それ以降は、大きな動きもなく、安値から25円戻しの711円(前日比12円安)で大引けとなっている。


13週移動平均に相当する65日移動平均を日足チャートに表示してみると、9時56分29秒の下落は、この移動平均線上ほぼピッタリで止まっている。また、4月1日安値684円も、これと概ね同水準。このダブルのサポートが、この日の下げ止まりに効いたようにも見える。

このチャートを見る限り、過去に65日移動平均線がサポートになった実績はないが、この先、3月の高値超えを目指す動きになった場合には、65日(および13週)移動平均が意識される可能性がある。サポート水準としてウォッチしておいて損はない。


市場の地合いがよいならば、ふざけた安値のサポート水準に買い指値。